从は('A`)を拾ったようです(('A`))

 

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:18:48.90 ID:YQ0PUUsoO

 

ハイン編、終わり

 

次はドクオ編

 

 

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:19:22.13 ID:phZ/+ncoO

 

C

 

 

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:19:30.05 ID:A5qLDkT2O

 

……支援。

 

複雑だろなドクオ博士

 

 

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:20:43.93 ID:YQ0PUUsoO

 

4月21日

 

研究所を追われて数日が過ぎた。

着ていた服はすでにボロボロで、ここ数日はまともな食事もとっていない。

俺はすでに生きることを諦めているのだろう。

 

あのまま研究所に居れば、恐らくいい暮らしは出来たとは思う、グループの中で俺は確実に、そして大きな成果を挙げていたことは確かなのだから。

しかし、もう限界だ

あのままあそこで、自分が作り出した物たちを実験体のように扱い、作ってはスクラップし

スクラップしては作る行為に俺は虚しさ以外の感情を覚えなくなってしまった。

まるでロボットのように扱われることに嫌気が差した。助手のモララーは最後まで引き止めてくれたが、もう決めたこと

 

だから逃げた。

逃がしたのだ。

 

完成したハインリッヒを、手の届かないところに逃がそうとした。

その結果、研究所からは追い出されてしまったが、満足だったさ。

 

どこかでハインリッヒが平和に暮らしていればいいと思えば、もう思い残すことはない。

日常生活において困ることの無いプログラムをインプットしているから、心配はないと思って、目を閉じたのだ。

 

まさか、自分が作ったアンドロイドに拾われるとは知らずに。

 

ハインリッヒは俺に記憶がないものと思い込んでいるし、ハインリッヒにも俺の記憶は残っていない、消去したから。

しかし、彼女は(便宜上、ここでは彼女と呼ぶ)俺の名前だけは覚えていた。

そのことに少し感動を覚えたが、俺の喉を針で刺してきたときには、深刻なエラーが発生していると思ったが。

 

 

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:23:40.90 ID:YQ0PUUsoO

 

4月22日

 

ハインリッヒが俺に服を買ってきた。

元々自分が服に頓着しないせいか、一般的な洋服データしか入れていなかったが

こんなことならファッション系のプログラムをもっと丹念組んで置くんだった。

 

緑のジャージに、『どくお』、とネームの付いたそれは、俺が見てもダサイと思える。漫画かよ!

そう思えるほどにサかった。

しかしハインは何故か大満足したように頷いている。

こいつのセンスは一体どうなっているんだ。製作者もわかりません。

 

('A`)「ダサ……

 

#从「はぁ!?」

 

これ以上言うと、また何かやられそうだったから、俺は口を噤まざるを得なかった。

こんな風に性格を設定した覚えはなかったが

 

人工知能が妙な発達を遂げているのかもしれない。

彼女は酷いS幼女へと成長を遂げていた。

 

俺の首に首輪をつけてきたときには流石に焦ったが。

 

友達がいないと言った彼女の顔を見て、俺はもしかしたら酷い間違いを犯してしまったのかもしれないと思った。

アンドロイドに友達が作れるのか?

しかしその問いは近いうち解消されることになる

 

 

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:26:21.55 ID:YQ0PUUsoO

 

4月23日

 

頭の痛さで目が覚めた。

最近、夢を見るのだ、俺が創ったやつらが俺を恨めしそうに睨んでくる。

睨むだけで何もしてこない、それが酷く辛く悲しい。

 

从「ドクオー!起きろーー!」

 

しかしハインの空気の読まなさのせいで、救われる面もあった。

俺の嫌な空気を吹き飛ばすように、腹を蹴って……ってお前、すごい痛いよこれ。何これ

なまじアンドロイドだからすごい重いの朝から食らっちまった

 

('A`)「う……ぅう……

 

从「コンコンコーン」

 

('A`)「うぁあああ……

 

しかも頭痛いって言ったら頭叩いてくるって、なんだそれ。悪魔の子か。

どうしてこんな風に育ってしまったんだ。

俺は育て方を間違えたんだろうか。

 

オマケに俺にリードをつけてさっさとどこかに行ってしまった。

もしここに修理器具が揃ってたら、俺は思わず握り締めてしまっていたかもしれない。

 

('A`)「バカな子ほど可愛いって言うけど……あいつ別にバカじゃないしなぁ……

 

むしろ、かなり高レベルの頭脳に設定されてあるはず。

どうしてあんなになっちゃったんだよ畜生。

 

 

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:30:50.77 ID:YQ0PUUsoO

 

4月24日

 

今日、ハインリッヒは出かけていない。

買い物に行ったらしい。

よしよし、ちゃんと人間らしい行動が出来ているな。なんて考えてしまう時点で俺はもうだめかも。

 

('A`)「今頃皆は何をしているだろうか……

 

たまに、研究所にいた時のことを思い出す。

もともと異質だった俺はグループ内でも避けられがちだったが、そんな俺でも慕っていたモララーくんは元気だろうか。

彼も才能があったし、今はきっと元気で頑張っていることを願う。

 

('A`)「彼なら、素晴らしいロボットを作り出してくれるだろう」

 

そんなことを呟いて、俺は布団の中にもぐった。

なんだかんだでここは居心地がいい。

そう思ってしまう俺は、やっぱりちょっとダメ人間なのかもしれない。

 

ああ、ハインが帰って来る前にご飯の準備をしないといけない

 

 

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:34:36.42 ID:YQ0PUUsoO

 

4月25日

 

ハインが知能テストと称して俺に数学の問題集を持ってきた。

結構難しい問題が並んでいたが、これでも一応お前の生みの親だ、完璧に解かねば名が廃る

と、ばかりに張り切って解いたのだが、どうやらハインにはそれが気に食わなかったらしい。

 

全問正解したのに針で俺を刺してきた。

 

気に入ってる拷問なのかなんなのか知らないが、痛いからやめて欲しい。

 

(A`)「い、痛い……

 

从「えへへへへ……

 

なんていい笑顔をしやがるんだ、こんちくしょう。

 

一通り俺を苛めて満足したのか

ハインは食事を作るために降りていった。

余談だが、ハインリッヒの食事機能は、俺がより人間に近づけるように作ったものだ。

今ではあってよかったと思っている。

 

あいつの作るオムレツは、俺が作るよりも美味しいから。

 

 

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:35:50.39 ID:A5qLDkT2O

 

支援

 

 

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:37:49.51 ID:8yz/0NwfO

 

支援

 

 

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:39:51.99 ID:8yz/0NwfO

 

sageてしまった。アゲ

 

 

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:40:29.34 ID:y/xjz1VBO

 

涙がでてきたもうだめだおれ

 

 

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:40:56.30 ID:YQ0PUUsoO

 

4月26日

 

 

ハインがロボットを作っているのを見て、正直驚いた。

まさかロボットを作るとは思えっていなかった。

 

ハインの頭脳はもはや俺よりも高い位置に達しているのかもしれない。

子が親を越えるとはこのことだ。精巧に作られた手を見てそう思う。

 

しかし、こうやって見ていると俺は今まで自分がしてきたことを思い出しそうになって、気分が悪い。

絶望を凝縮したような空間だった

 

('A`)「俺、ご飯でも作ってきますね……

 

遠ざかろうとしたのだが、性格最悪のハインはそんな俺を見逃そうとはしなかった。

あろうことか椅子に固定までしてきやがった。

そろそろこいつの性格を把握した方がいいかもしれない。

 

嫌がることを、率先してやる、という性格を。

 

 

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:44:43.23 ID:YQ0PUUsoO

 

4月27日

 

まだハイン作のロボットは完成していないらしい。

アドバイスをしてやりたいとも思うが、そんなこと俺に出来るはずもなかった。

したところで、あまり役には立たないだろう。

 

トマトケチャップをかけすぎてしまったピザトースト、それにオレンジジュースを差し入れると美味そうに

食う。

そんなハインはどこからどう見ても人間だ。

 

だけどその体に血は流れていない。

あるのは無機質な材質と無数の配線ばかり

 

なんとなく悲しい気分になって、俺は真っ赤なピザトーストを口に放り込んだ。

不味い。

 

 

 

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:48:49.08 ID:YQ0PUUsoO

 

4月28日

 

まだ完成しないらしい。

だんだんイライラしているのが良くわかる、が、まさかこんなことをするとは思っていなかった。

ストレス解消に、俺を水風呂に放り込んできたのだ。

 

死ぬかと思った。

死ぬかと思った!!

 

('A`)「死ぬ!死ぬ!!」

 

从「大げさだなあ」

 

こいつには、痛覚をもっと強くプログラムしておくべきだったと、ガチガチと震えながら痛感した。

気の弱い青年、というキャラなもんだから、怒ろうにも怒れないが

もしも研究施設にいたのなら、俺は強く怒っていただろう。

というか、怒りたいわ。

 

 

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 18:53:16.99 ID:YQ0PUUsoO

 

4月29日

 

あと少しで完成らしい。

ようやく気分が落ち着いてきたのか、俺を散歩に連れて行こうとしたが、俺は拒否

当たり前だ。

昨日水風呂に落とされたせいで風邪引いてるんだからな。

 

人間は風邪を引くモンなんだ、インプットしたはずだぞ

 

('A`)「無理、本当無理……

 

从「今日はーどこに行こうかなー」

 

しかしこいつは人の話を聞かない。

びっくりするほど聞かない。

 

普通ロボットは製作者の言うことは聞くはずなのに、こうも聞かないと逆に凄い気もしてくる

 

('A`)「俺、風邪ひいてるんです、よ!」

 

从「何それ美味しいの?」

 

('A`)「くそおおおおおおおお!」

 

 

結局、その日は公園を引きずり回された。

ご近所の奥様方が異物を見るような目で俺を見ていたが、正しいのでもうどうでもよかった。

 

 

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:00:13.97 ID:A5qLDkT2O

 

つC

 

見比べつつ読むと面白いね

よくツッコミ我慢したなドクオwww

 

 

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:00:33.85 ID:YQ0PUUsoO

 

4月30日

 

ハインのロボットが完成した。

素晴らしい、と俺は素直に感じる。例えばここに研究施設の人間が居たら、皆感嘆の声をあげるだろう。

動作も仕草も、人間に近い

……容貌と音声を除いては。

 

|  ^o^ |「はじめ まして ぶーむ です」

    ⊂彡

 

B−MKN号、通称ブームくんは、出会い頭に俺をビンタしてきた。

なんだこいつ、まったくロボット三原則守れてないよ。

やっぱりロボットは製作者に似るのかもしれない。

いやでも、俺とハインリッヒは全然似てないし……

 

从「どうよ、これ、すげーだろ!」

 

('A`)「あ、はい……

 

ハインが誇らしげに笑いかけてきた。

確かにすごいさ、でも、性格には難有り、お前と一緒だよ。

 

ブームくんの風貌は顔と腕、足は人間なのに何故か胴体だけは古典的な直線ロボットの

ボディをしている。

どういう経緯でこうなったのかは知らないが、かなり奇妙奇天烈だ。

 

('A`)「斬新なコロ助みたいでかっこいいです……

 

*从「えっへっへ!」

 

 

 

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:08:03.80 ID:YQ0PUUsoO

 

5月1日

 

ブームくん完成記念に、ハインが俺たちを連れて散歩に行くと言い出した。

作ったブームくんを見せびらかしたいのかもしれないが、こんなの町内を歩いてたら

ご近所さんビックリしちゃうだろ。

 

俺は抵抗したが、相変わらず無駄な足掻きとして終わった。おまけに首輪も付けられた。

幼女に首輪を付けられる男を、ご近所さんは一体どんな目で見ているのかなんて考えたくも無い。

 

リードを引っ張られつつ、ついていくしか出来ない。

 

('A`)「どこ行くんですか?」

 

从「もちもち山!」

 

('A`)「美味そうですね」

 

今日の夕飯は餅にしよう、海苔巻いて醤油つけて食べるのが一番美味い。

そんなことを考えながら辿り着いた山には、どうやら先客が居たようだ。

そして、その先客は俺の知る人物だった。

 

-)

 

C−OL02号。

助手であるモララーくんがずっと研究していたアンドロイドだ。

 

('A`)(なんでここに)

 

俺は気づかないフリをして俯いていた。

 

 

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:11:03.15 ID:YQ0PUUsoO

 

もしかしたら、C−OL02号はハインを回収しに来たのかもしれない。

そんな考えが頭を過ぎったが、彼女はハインに手を出すことなくその場を去っていった

 

彼女が俺に気づいていたのかどうかは知らないが、このまま終わることは無いだろうな、となんとなく予感した。

 

 

 

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:12:58.40 ID:nh/mH+CiO

 

支援

 

 

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:16:04.53 ID:YQ0PUUsoO

 

5月2日

 

熱が出た

だるい

何もする気が起きない

 

ハインとブームくんが喧嘩している

静かにしてくれ

 

 

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:16:18.64 ID:A5qLDkT2O

 

支援

 

 

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:16:53.35 ID:bg2dcwexP

 

良スレ支援

 

 

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:17:32.12 ID:nh/mH+CiO

 

支援支援

 

 

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:22:46.79 ID:YQ0PUUsoO

 

5月3日

 

 

熱が下がると、昨日のダルさが嘘みたいに体が軽くなった。

夢うつつではあったが、ハインが看病してくれたらしく、起きたら俺の近くで寝ていた。

寝る、という機能はつけていたっけ……そこまで考えてやめた。

 

俺は、こいつとは人間として付き合っていきたい。

せめて、ここにいる間だけは。

 

('A`)「看病、ありがとう、ございます」

 

从「別に、死なれたら困るしぃ」

 

まぁ死にそうになる原因は大抵お前だけどな。

ちょっと照れたようにそっぽを向いたハインは、今まで見るどのハインリッヒよりも人間らしかった

 

ハインリッヒ、と呼ぶと、複雑そうな顔をしたので、俺はハインを博士と呼ぶことにした。

 

それは今まで俺が呼ばれていた名前だったが、誰かに使うとなると新鮮だ。

ハインは相変わらず複雑そうな顔をしていたけれども

 

('A`)………………ふふ」

 

#从「何ニヤニヤしてんだよてめぇ!!」

 

ミミズの大群ぶっ掛けてきやがった。

こいつ、マジ、有りえない。

 

 

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:23:06.28 ID:Ga6YgYWS0

 

これはしえん

 

 

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:26:29.05 ID:A5qLDkT2O

 

支援

 

ドクオ哀れだw

 

 

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:29:00.33 ID:n1+3Nevs0

 

これは面白い

 

 

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:29:27.29 ID:YQ0PUUsoO

 

5月4日

 

俺が台所でオムレツを作っていると、誰かが尋ねてきた。

それは聞き覚えのある声で

俺はフライパンの火を止め、こっそり覗いて見ることにした。

すると、そこには案の定、懐かしい顔がハインリッヒと話している姿が見えた。

 

('A`)(モララーくん?)

 

どうして彼がここにいるんだ

もしかしたらC−OL02号が話したのか

そもそも、どうしてここに来た?

やはりハインを回収にきたのか?なんだ?何が目的なんだ?

俺が焦っていると、ブームくんが走って行った。

 

何を話しているのかは聞こえなかったが、ブームくんを褒めているようにも見える。

……もしかしたら、モララー君は

 

そこまで考えたところで、ハインがモララーくんの頭を光線銃で打ち抜いた。

え、怖っ

 

 

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:34:50.09 ID:nh/mH+CiO

 

支援

 

 

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:34:51.65 ID:YQ0PUUsoO

 

5月5日

 

雨だ

雨は実のところ、俺は結構好きである。

雨の音が好きだ、匂いが好きだ、このひんやりとした空気も好ましい。

 

だから俺は一人で窓の外を眺めていたのだが、突然ハインから酷い辱めを受けた。

なんで外を見ていただけでこんな目に、と思うような目にあった。

 

('A`)「や、やめろおおおおおおおおお!!」

 

俺が一体何をしたってんだ。

 

('A`)「俺、何かしました……?」

 

从「自分の胸に聞いてみるんだな!!」

 

ええーー……

わからねえよ……。

 

ブームくんはメンテされつつネサフしている。

ロボットなのにすごいいい身分だ。俺は今こんな状況なのに。

 

ハインリッヒは雨が好きではないらしい。

彼女にも、少しは雨のよさがわかればいいと思うのだが、なぜか怒っている彼女の耳には

届くことは無さそうだった。

 

 

 

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:35:28.74 ID:A5qLDkT2O

 

つC

 

 

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:36:55.05 ID:YQ0PUUsoO

 

5月6日

 

 

また熱が出た。

頭が痛い、悪夢も見る。最悪だ。

 

ハインがチャーハンを作ってきてくれた。

病人が食べるものではないが、その気持ちが嬉しかったので全部食べた。

 

ブームくんが俺の部屋でビリーズブートキャンプしている。

うるせえ

 

なんで今頃ビリーやってんだよ

 

 

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:38:12.48 ID:JQMAkbqS0

 

ブートキャンプwww

 

 

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:41:26.55 ID:YQ0PUUsoO

 

5月7日

 

晴れだ。ハインは一人で意気揚々と散歩に出かけた。

珍しいこともあるもんだ。

俺はブームくんと二人取り残されることになる。

 

('A`)……なぁ」

 

|  ^o^ |「せいっ」

 

('A`)「なあって」

 

|  ^o^ |「そいやっ」

 

ブームくんは一人でwiifitをやっていた。

いや、何やってんのお前

 

('A`)「なあってば、聞いてる?」

 

|  ^o^ |「このなつは 10きろ にくを おとして ひきしまった からだを つくります」

 

お前肉ないじゃん。

ていうかなんで最近そんなダイエットに励んでんの?何がお前をそうさせてるの?

一度お前のプログラムを全部見て見たいよ俺は。

 

|  ^o^ |「なつは もらった ぐたいてきにいえば おんなのこ げっと」

 

('A`)…………

 

ダメだこのロボット。早くなんとかしないと

 

 

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:45:50.99 ID:bECAeJig0

 

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: 何 :    /:|::',:ト、::::::ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´   : : :

: が :   //:/:::|::',|::'::::::::::.:.:.:.:.:.::.:..::::::::::::\、::::\    : : :

: 何 :  /!::|::l::::/|:::l:::::.::.:.::::.:.::.:.:.:::::::::::::\ ̄   : : :

: だ :   |/l::|::|::|:ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::::::.::.:.:.:.:.:.:.:::.   : : :

: か :   |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::(ヽー,―::::::::::::::::::.:.::::::.:::::::. ̄   : : :

:    :   }//l::|:::|{:::)ヾ、::: !::: ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、   : : :

: わ :.  |/l::|::|:::|==''" :ヽ、ヽ='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::

  か     / ',|::|:::|   /   `゛       |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_ `

  ら      l::!::::ト、  '、 _         ||:::::::::::::::::::::::::ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、

  な     r'"´||',::::',                 |:::::/l:::::|:::ト、ヾ | |     / /

  い   /   ll ',::', ーこニ=-       /!::/ :::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、

       ,'    |  ':, \ --       ,. '´ |;'  l ヾ、.   //     / |    l: l

      |   |!  ヽ;  ヽ       .:    i!  /   ゛// |l      / |      | |

 

 

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:47:14.70 ID:YQ0PUUsoO

 

5月8日

 

ハインリッヒがネックレスを拾ってきた。

それは普通の女の子が好みそうな、可愛いネックレスだ。

こうやって見てると、ハインリッヒがアンドロイドだってことを忘れてしまいそうになる

 

('A`)「博士も女の子なんですね……

 

思わず口に出してしまったら、とんでも無い目に合わされた。

やっぱりこいつは普通じゃない。

仮に体が人間でも普通じゃない。

だって普通の女の子人の舌引っつかんで針で刺してきたりしないもん。

 

ブームくんが漫画を描き始めた。

どうやらダイエットは飽きたらしい。

 

('A`)「なんで、ネックレス拾ってきたんですか?」

 

从「……気まぐれだよ、似合うとか、言ってもらえるかとおもっただけだ」

 

 

ばーか、と付け加えて、ハインは逃げるように走っていった。

俺は得も知れぬ何かが心の中に溜まっていくのを感じて、そして、罪悪感で死にたくなった。

 

 

 

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:49:04.13 ID:4QylZMZL0

 

支援

 

 

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:49:27.48 ID:A5qLDkT2O

 

もうそろそろか。

 

残りあと十日切るなそろそろ

 

 

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:51:13.80 ID:YQ0PUUsoO

 

5月9日

 

ハインリッヒは昔の俺のようだ、と最近そう思うようになった。

彼女は純粋に作り出すことを楽しんでいるんだ。

そして、そんな自らが作り出した命を無邪気に弄ぶ。

 

俺はミキサーに刻まれそうになりながら考える。もしも彼女が人間だったなら

 

('A`)「なぁ、ミキサーよ」

 

| ^o^ |「うぃいいいいいいい ゆうたろう です」

 

('A`)「ゆうたろう、お前、ハインリッヒ好きか?」

 

| ^o^ |「うみの おやを きらう ろぼっとは いません」

 

('A`)……そうか」

 

| ^o^ |「うぃいいいいいいい」

 

('A`)「危ねぇえええええ!!」

 

俺は呟いて、右の指がなくなりそうになるのを必死に阻止した。

危なすぎるぞこのミキサー、商品化しても絶対返品の嵐だ。

彼女が人間だったら、それは有りえない夢物語だ。

 

 

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:54:26.15 ID:nh/mH+CiO

 

支援支援

 

 

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:55:40.19 ID:YQ0PUUsoO

 

5月10日

 

ハインが買い物に行ってる間に、客が来た。俺の知っている客

C−LO02号だ。

もう面倒なのでモララーくんがよく言っていた略称、クーと呼ぶことにしよう。

 

('A`)「何しに来た? ハインリッヒの回収か? 頼むからそっとしておいて欲しいんだが」

 

-)「ドクオ博士は勘違いしていらっしゃいます」

 

('A`)「は?」

 

-)「H−インリッヒ01号の存在など、いつでも作れる、あなたが居れば」

 

その言葉に、俺は顔を思い切り顰めた。

 

('A`)「君の、君たちの目的は……

 

-)「ええ、ただ、H−インリッヒ01号は回収します」

 

('A`)「なぜ」

 

-)「じゃないと博士がまた、逃げ出してしまうでしょう?」

 

 

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 19:59:41.60 ID:YQ0PUUsoO

 

無機質な笑みをみせ、クーは言った。

モララーくん、笑顔プログラムに難有りだよ。

俺は冷静にそんなことを考える。

 

('A`)「ハインの回収は断る、俺ももうそっちに戻る気はない」

 

-)「わがままですね」

 

('A`)「そうでもないさ」

 

-)「まぁ、近々ご主人様が迎えに来ます、それまで僅かなときを楽しんでください」

 

そういって、クーは去っていく。

ご主人様、というのは、おそらくモララーくんのことだろう。

もう研究室を抜けた人間に何の用があるという……いや、おそらく彼はまだ俺にロボット工学の研究を続けて欲しいんだろう

昔から彼は、俺のことを大げさに褒めていた。

 

俺は、普通の人間なのにな。

 

ブームくんが、その様子を影からじっと覗いていた。

もしかしたら、俺は泣いていたのかもしれない。

 

 

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:02:22.92 ID:A5qLDkT2O

 

支援

 

ドクオ……

 

 

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:05:23.91 ID:YQ0PUUsoO

 

5月11日

 

ケーキを作るのは生まれて始めてだ。

今までロボットを作ることはあっても、料理なんて簡単なものしかできないし

お菓子作りなんてしたこともなかったからだ。

 

それでも作ろうと思ったのは、ハインリッヒが無邪気な顔でケーキを食べたいと言って来たからだ

子供の願いは、できるならかなえてやりたいと思うだろう。

 

俺はなれない手つきでホイッパーを回し、筋肉痛になりながらも頑張った。

インドア派の人間に、お菓子作りって、実は結構きつい。バリバリ肉体労働だもん、これ

 

从「マダアー?」

 

('A`)「もうちょっと待ってなさい」

 

そう答えながら、この空間が永遠に続けばいいと考える。

それはおそらく、この和やかな時間はもうすぐ打ち切られるであろうことを知っていたからだ。

 

残された時間は、多分あと少し

 

 

 

 

 

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:07:06.44 ID:YQ0PUUsoO

 

すみません、あと少しなんですがご飯食べてきます

スレが落ちたらまた改めて書きます

 

 

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:07:34.23 ID:+71UHqPn0

 

>>119

それまで保守るぜ!

 

 

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:07:56.33 ID:bg2dcwexP

 

落とさないからゆっくり食べてきてくれ

 

 

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:10:32.53 ID:ua+vzhmSO

 

もしもし保守

 

 

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:12:10.51 ID:A5qLDkT2O

 

おk

 

無理しないでね

 

 

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:15:33.99 ID:gAYj23wgO

 

コロッケおいしいです

 

 

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:21:06.24 ID:A5qLDkT2O

 

>>1から>>73までハイン編

 

これから読むほな方々に

 

 

ほしゅ

 

 

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:24:24.27 ID:JQMAkbqS0

 

良作ほしゅ

 

 

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:25:05.27 ID:gLKAakHdO

 

('`) ニコッ

 

 

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:36:55.80 ID:A5qLDkT2O

 

(A)ホ!

 

(A)シュ!

 

 

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:39:05.49 ID:x/C+6pMiO

 

('A`)支援とほす

 

 

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:40:40.79 ID:bECAeJig0

 

>>127-128

きめぇwwwwwwww

 

 

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:44:23.00 ID:A5qLDkT2O

 

('A`)「ほ」

 

(A*)「保守やねん!」

 

(;'A`) 「何故のーちゃん!?

 

 

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:48:33.53 ID:nEf7oy6QO

 

>>131

うっ…

 

 

 

 

 

ふぅ…

 

 

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:50:03.08 ID:RLT2N+otO

 

(*゚∀゚)ぬるぽ!

 

 

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:54:19.58 ID:nEf7oy6QO

 

>>133

…ふぅ…

 

 

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:57:29.43 ID:rOZSGhkFO

 

>>133

゚∀从ガッ

 

 

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 20:59:13.53 ID:A5qLDkT2O

 

>>133

 

牙っ!

 

 

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:05:44.17 ID:xxc0JfJYO

 

おい保守は荒らしらしいからセイバーの萌え要素について語ろうぜ

 

 

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:07:05.70 ID:YQ0PUUsoO

 

保守ありがとうございました

再開します

 

 

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:08:25.36 ID:A5qLDkT2O

 

>>138

 

おかえり支援

 

 

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:09:20.30 ID:mvTvSdswO

 

待っていた支援

 

 

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:09:23.47 ID:YQ0PUUsoO

 

5月12日

 

モララーくんが来た

正直予想はしていたけれど、こんなに早く来るとは思っていなかった。

多分、彼はハインを回収し、俺を研究施設に戻しに来たのだろう。

 

ハインは俺がモララーくんと知り合いだということを知らない。

ただ、俺と彼を会わせたくないとは思っているらしく、追い返そうと玄関前で攻防戦を繰り広げていた。

 

从「バトルモォオード!」

 

ただ、ハインがブームくんとゆうたろうをバトルモードにしたのは正直予想外です。

なんでそんな機能つけてるんだよ、何とバトる気だったんだお前は。

 

从「お前の思い通りになんて……させやしないっ!」

 

少年漫画みたいなセリフを叫ぶハイン。

しかし、モララーが何か言った瞬間、ハインが手榴弾を取り出した。

 

カチッという音と共に、真っ白い光があたりを包んだ。

 

 

……それはあまりにも予想GUYです。

 

 

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:11:34.61 ID:YQ0PUUsoO

 

5月13日

 

家が無くなった。

ていうかハインが手榴弾でぶっ飛ばした。……お前、そんなものものも作れたんだな……。

俺は瓦礫の下で死にそうになりながらもなんとか生きていた。

正直奇跡としか考えられない。

 

从「起きろ!逃げるぞ!」

 

('A`)「は、はひ……

 

叩き起こされながらも、正直、逃げられないだろうとは思っていた。

だけど、それでもハインと一緒にいられる時間が嬉しくて、俺はハインについていった。

俺が作ったのに、彼女は、俺よりも強く、逞しく

 

そして強い意志を持っていた。

 

俺にはそれが羨ましい。

ゆうたろうはあの爆発で壊れてしまったらしい。

痛々しい残骸を拾い上げ、壊れかけのブームくんを手に取り、俺たちは秘密基地へと駆け出した。

 

直るだろうか、いや、直してみせる。

一度壊れた命はもう直せないけど、データが生きているかぎり、大丈夫なんだ。

 

从「辛気臭い顔すんなって! 大丈夫大丈夫! なんとかなるって!」

 

('A`)「はは……はい……

 

俺は、時々ハインが。真剣にものすごく羨ましい。

 

 

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:15:50.68 ID:A5qLDkT2O

 

しえん

 

残り日数、七日か

 

 

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:16:33.88 ID:YQ0PUUsoO

 

5月14日

 

もちもち山の地下にある秘密基地は、俺が思っていたよりもすごいところだった。

大体のことは出来るような施設が整っている。水も電気も引いてあった。

俺がハインを研究施設から逃がしたのは1ヶ月前

 

そして俺がハインに拾われるまでにこの施設を作ったのだとしたら、とんでもない。

 

('A`)「すごいですね、ここ。博士が作ったんですか?」

 

从「ああ、秘密基地ってワクワクするだろ?」

 

無邪気な笑みに、少しだけ笑った。

俺はブームくんの残骸をハインに差し出し、直すことを提案した。

早く直してやりたいんだ。

 

('A`)「お願いします」

 

从「パーツが足りねえんだよー」

 

('A`)「じゃあ、探しに行きましょう」

 

その日、俺たちは一日中ブームくんの体を直す機械を探していた。

早く直して、そうしてまた一緒に暮らせればいいのにな。

 

それは、恐らく叶うことは無いのかもしれないが。

 

 

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:17:06.03 ID:J3UPpEDgO

 

しえん

 

 

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:20:14.08 ID:YQ0PUUsoO

 

5月15日

 

パーツが揃うと、後は気力と努力の問題だ。

俺とハイン、二人でブームくんを直すのに一日を費やしたが、その甲斐あってかブームくんにはまた元の

微妙なボディと微妙な笑顔が戻ってきた。

 

|  ^o^ |「ありがとう げぼくども ふたりで しっぽり しても いいよ」

 

#从「よいしょー!」

 

('A`)「なんで金槌振り下ろすんですか!? せっかく直したのに!!」

 

|  ^o^ |「ははは こやつらめ」

 

何はともあれ、ブームくんは元に戻った。

そして、俺はこれから起こるであろうことを想定して、ハインにバレないよう

ブームくんにある機能をつけたしておいた。

コレが功を成すかどうかはわからないが、まぁ、石橋は叩いて渡るに越したことはない

 

|  ^o^ |「ひゅーひゅー あついぜー」

 

('A`)「小学生か、そんな挑発に乗る奴が……」」

 

#从「止めるな!壊す」

 

('A`)「博士ーー!?」

 

神様、もう少しだけ、この時間を俺に下さい。

 

 

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:22:31.51 ID:A5qLDkT2O

 

何を仕込んだ?

 

ドクオ?

 

 

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:23:05.23 ID:YQ0PUUsoO

 

5月16日

 

買出しに行くと、ハインが言い出した。

俺としては、居場所がばれないまでは外には出たくなかったが、買い物に行かないことには食料も手に入らない

仕方が無いな。

 

しかし、やっぱりまた今度にすればよかったと後悔するのは、地上に出てからだ。

 

-)

 

C−OL02号が、そこに居た。

彼女は圧倒的なまでの速さでハインをブラックアウトさせると、俺の方に向き直る。

そして、恭しく頭を下げた。

 

-)「お迎えに上がりました、ドクオ博士」

 

('A`)「もうちょっと待ってくれればよかたのに……

 

-)「これでも、大分時間の猶予は差し上げたと思いますが」

 

('A`)…………そう、かもな」

 

その気になれば、ハインをスクラップにすることも出来たのだろうから

壊すことを選ばなかったことを感謝すべきなのかもしれない。

 

-)「ご主人様がお待ちです」

 

('A`)「わかったよ……

 

短い間だけど、楽しかったさ

 

 

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:27:18.83 ID:lFZGJiST0

 

ハインのバックアップとか?

 

 

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:27:36.70 ID:YQ0PUUsoO

 

5月17日

 

目を開けると、そこは、俺が前にいた研究室とは違う場所だった。

前にいた場所は、辛気臭い場所ではあったが、ここまで病的な白を保っていなかった。

それよりも配線がそこかしこに行き渡るごちゃごちゃとした感じの場所だった。

 

なのに今のここはどうだ。

まるで余計なものは排除せんと勢いの白い部屋。

おそらくここはモララーくん個人の研究施設だろう。

 

俺とハインは二人でここに閉じ込められていた。

 

从「ドクオ……

 

ハインが不安そうな視線を俺に寄越してきた。

思わず名前を呼んでしまいそうになるのを堪えて、安心させるよう頭を撫でる。

 

('A`)……大丈夫ですよ」

 

从「へへっ……うん!」

 

ああ、俺は酷い嘘つきだ。

 

抱きついてくるハインを宥めるように撫でていると、クーが入ってきた。

やはり、モララーくん個人の研究施設のようだ。

しかし彼も忙しい身であるから、まだ戻ってきていないようだ。

出来ればここから逃げ出したいが、ここで逃げてもまた同じことの繰り返しだ。

 

見透かしたようなクーの視線を受け流し、俺は己の無力さをかみ締めた。

 

 

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:28:08.08 ID:lFZGJiST0

 

って、当たりやしないだろうけど予想はまずいよな

すまんかった支援

 

 

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:30:37.89 ID:A5qLDkT2O

 

>>151

こちらがあんなレス書いたから悪かったよ

 

気にしないで

 

そして支援

 

 

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:31:10.07 ID:YQ0PUUsoO

 

5月18日

 

ハインの電源回路を落としたあと、モララーくんが嬉しそうに駆け寄ってきた。

相変わらずの笑みだ。

研究室に居たときから変わることの無い、自信に塗れた、自分を正しいと信じる笑顔。

 

( ・)「お久しぶりです、ドクオ博士」

 

('A`)「ああ……

 

( ・)「随分と探しましたよ。まさかH−インリッヒ01号が普通にうろついてるとは思いませんでしたがw」

 

('A`)「ハイン」

 

( ・)「え?」

 

('A`)「H−インリッヒ02号じゃない、彼女はハインリッヒだ」

 

( ・)……そうですか、まぁいいでしょう。博士が戻ってきたのなら、別になんと呼んでも」

 

モララーくんは俺を部屋から出すと、自室らしいところに連れて行った。

俺にはもったいないほどの、綺麗な部屋。

ただ、少し俺には綺麗過ぎる。

 

 

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:35:36.78 ID:I0JS4/fh0

 

C

 

 

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:38:31.72 ID:YQ0PUUsoO

 

('A`)……これから、どうする気だ?」

 

( ・)「どう、とは?」

 

モララーくんはとぼけたように、近くのソファに腰掛けた。

 

('A`)「ハインだよ、研究施設の奴らは、探しているんだろう」

 

( ・)「ああ」

 

('A`)……渡すのか」

 

その問いには答えず、いつもの笑みを投げて寄越す。

 

( ・)「僕はね、ドクオ博士、あなたの技術を尊敬しているんですよ。神様みたいに」

 

('A`)「俺はそんな大層なものじゃない」

 

( ・)「それでも、あなたの技術は素晴らしい、だからあなたを追い出したあの研究施設には

     もう興味がないんです」

 

('A`)……?」

 

( ・)「やり直しませんか?ドクオ博士。僕と一緒に研究施設を設立するんです

     そして、世界一のロボットを作り出しましょう」

 

 

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:42:00.05 ID:A5qLDkT2O

 

しえーん

 

 

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:42:45.71 ID:YQ0PUUsoO

 

こいつは何を言ってるんだ。

 

('A`)「断る、俺はもう創っては壊すあの行為はしたくない。ハインリッヒにも

    あのまま生きていて欲しい」

 

( ・)「そのハインリッヒは、今クーが見ていますけどね」

 

('A`)「脅す気か」

 

( ・)「いいえ、ただ、こちらの手の内にあると言っただけです」

 

('A`)……少し、考えさせて欲しい」

 

( ・)「解りました、いい答えを、期待してますね」

 

そのまま部屋を出て行くモララーくんは、俺が逃げ出すことは考えてないのだろう

なにせ、ハインを人質にとっているのだから。

 

しばらくその場でボンヤリとしていたが、窓の叩かれる音で我に返った。

 

 

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:46:08.38 ID:fUW6LdW+O

 

支援

 

 

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:48:44.09 ID:A5qLDkT2O

 

しーえーん

 

 

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:48:51.85 ID:YQ0PUUsoO

 

窓を開けると、そこには見慣れたロボットが腕を振りながら満面の笑顔で張り付いていた

 

|  ^o^ |「おまたっ」

 

('A`)「ブームくん!」

 

俺は窓を開け、すぐさまブームくんを中に招き入れた。

 

|  ^o^ |「ぼくの でばんの ようですね」

 

('A`)……悪いな」

 

|  ^o^ |「なにを あやまる のですか?」

 

('A`)………………

 

|  ^o^ |「はかせを つくって くれた ひとです」

 

|  ^o^ |「はかせの はかせは ぼくの はかせです」

 

|  ^o^ |「はかせ はかせを たすけてね」

 

ブームはそう言ってボディを開けると、パーツを俺の目の前に置いた。

俺は力強く頷き、スパナを握り締めた。待ってろハイン、お前は、俺が絶対助けてやるからな

 

 

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:50:17.66 ID:nh/mH+CiO

 

支援

 

 

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:54:33.91 ID:n+SsOWRS0

 

支援

 

 

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:54:41.18 ID:A5qLDkT2O

 

どうなる? 期待支援!

 

 

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:55:47.20 ID:hAdZ+wfvO

 

支援

 

 

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:56:21.38 ID:YQ0PUUsoO

 

5月19日

 

俺はブームに全てを託し、部屋でモララーくんを待った。

 

モララーくんはクーと一緒に朝食をもって俺の部屋にやってくる。

いつか、ハインが俺に作ってくれたときと同じメニュー、オムレツだ。

ただ、ハインが作ってくれたものの方が数倍美味しかったけど。

 

口に押し込みながら、顔を見ないように食事を勧める。

 

( ・)……で、決心してくれましたか?ドクオ博士」

 

('A`)「どうせ君のことだ、逃げ道なぞ用意して無いんだろう」

 

( ・)「手厳しいですねぇ」

 

クツクツと笑うが、目は笑っていなかった。俺がここで断れば、ハインはスクラップするんだろう

傍にいたクーは相変わらず無表情だが

 

('A`)「わかったよ、ここに戻ろう、だが、一つだけ条件がある」

 

( ・)「なんです?」

 

 

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 21:58:14.47 ID:uvynse6G0

 

支援

 

 

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:01:09.45 ID:YQ0PUUsoO

 

('A`)「ハインは自由にしてやってくれ」

 

( ・)「いいですよ」

 

('A`)……随分、あっさりしているな」

 

( ・)「元々僕はH−インリッヒ02号にはあまり興味が無いですから

     あなたの最高傑作ということで、分解してみたくはありますけど」

 

('A`)…………

 

( ・)「ただ、データは消させていただきますね、あの頭脳もあなたを慕ってる回路も

     正直取り戻しにこられたら迷惑ですんで」

 

('A`)……わかった」

 

( ・)「ふふ、嬉しいです。ようやくまた一緒に研究開発が出来るなんて

     ああ、これ見てください。僕の作品ですよ、博士には研究室に居るときに紹介してましたっけ?

     今の僕の最高傑作、C−OL02号です。良く出来てるでしょう?」

 

クーが恭しくお辞儀した。ゾッとスルほどにソツの無い、綺麗な動きだった。

 

('A`)「ああ、良く出来ているな、ただ、人間味は感じないが」

 

( ・)「博士ともあろうお方が何を言ってるんですか、僕は人間じゃなくてアンドロイドを作ったんですよ」

 

('A`)「ああ、そうだったね」

 

そう、君はそういう人間だ

 

 

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:02:27.92 ID:JYEi39R50

 

面白いなあ、しえん

 

 

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:02:53.78 ID:A5qLDkT2O

 

つC

 

 

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:04:18.61 ID:E3KUHwCH0

 

うむ

支援

 

 

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:05:17.74 ID:bG3hOZETO

 

これは良作

期待支援

 

 

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:09:03.23 ID:7LUKJDY3O

 

支援するじぇっ!!

 

 

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:11:40.07 ID:YQ0PUUsoO

 

5月20日

 

モララーくんに連れられて、再びあの白い部屋にいくと、ハインは呆然とした顔で俺を見ていた。

泣けるはずもないのに、泣きそうな顔をして、俺を見ている。

 

('A`)「ごめんな、博士……いや、ハイン」

 

髪を撫でてやると、その体がふるふると震えた。

銀色の髪がゆらゆらと揺れる。

 

从「ドクオ、いやだよ、消えたくない、ドクオ、博士……消えたくない」

 

殊勝な声

今までこんな声は聞いたことがなかった。

俺は目を瞑って、ハインの首元に手を伸ばす。

記憶回路のある場所だ。わざわざ俺に消させようとするなんて、モララーくんも人が悪いな

 

('A`)「さよなら……

 

俺の言葉に、耳元でハインが小さな声で囁いた。

 

从「はくしんの えんぎだった でしょう はかせ」

 

 

 

ブツン

 

 

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:13:10.45 ID:fUW6LdW+O

 

え?…ちょっ、支援

 

 

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:13:24.64 ID:dzgSXCw30

 

o

 

 

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:13:47.53 ID:V3zetuxhO

 

ブームイケメンすぎwwwwwwwwww

 

 

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:14:19.82 ID:A5qLDkT2O

 

支援

 

 

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:15:24.81 ID:bG3hOZETO

 

……お?

支援

 

 

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:17:02.55 ID:bg2dcwexP

 

なんとぉwww

 

 

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:17:21.58 ID:IcuhMTk40

 

なんだこの展開は

支援

 

 

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:17:37.30 ID:got7vtrI0

 

2度びっくりじょうたい

 

 

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:18:25.49 ID:YQ0PUUsoO

 

( ・)「さて、終わったのなら行きましょうか。クー、後は任せたぞ」

 

-)「かしこまりました」

 

モララーくんが、俺の肩に手をかけ、連れて行く。

その姿を見て、俺は笑った。滑稽だ。笑える、以外の何者でもない、モララーくん、君は頭はいいけどバカだね

 

( ・)……博士?」

 

('A`)「ははっ……あははっ……!」

 

(;・)「どうかしたんですか、博士、H−インリッヒ01号なら大丈夫ですよ

     違う記憶を入れ替えれば……」

 

 

('A`)「君は何を言っているんだ?」

 

 

(;・)「え……?」

 

('A`)「ハインリッヒなら、後ろに居るよ」

 

川;゚ -)「ご主人様!!危ないっ……!」

 

从「ぬーーるぅーーーぽーーー!!」

 

ガッという音と共に、モララーくんは倒れた。

 

 

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:18:25.35 ID:bECAeJig0

 

wktk

 

 

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:18:26.14 ID:kJaGuxX6O

 

追い付いた支援

 

 

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:19:20.89 ID:bg2dcwexP

 

ぬるぽwwwwwwwwwww

 

 

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:19:41.98 ID:A5qLDkT2O

 

やはり裏あったw

支援だ!

 

 

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:20:56.40 ID:wrJkK8BpO

 

支援

 

 

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:21:13.85 ID:x/C+6pMiO

 

ぬるぽwww

 

 

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:21:40.35 ID:A5qLDkT2O

 

>>185

ガッ

 

 

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:22:08.25 ID:td1SS+IQ0

 

|  ^o^ |マジイケメン

 

 

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:23:35.24 ID:dGtoaui40

 

クソスレだと思ってたら化けやがった

支援

 

 

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:24:35.37 ID:bG3hOZETO

 

アレ?ブームくんは?

 

 

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:25:24.84 ID:YQ0PUUsoO

 

(  ).*「うぐぁっ……!!」

 

川;゚ -)「ご主人様っ……!!」

 

从「おっと動くな、お前のご主人様の命は、このハイン様が預かっている!」

 

まんま悪役のセリフを叫んで、ハインリッヒは笑った。

こいつ、絶対少年漫画大好きだ。

 

(;・)「な、なんでだ……! H−インリッヒ号はそこにいるのにっ……!」

 

从「ドクオ博士が一晩でやってくれましたぁあーー!っと!!てめぇよくも閉じ込めたな!!」

 

勢いでもう一度モララー君を蹴り上げるハインは、相当楽しそうだ。

多分、色々と鬱憤が溜まっていたんだろうなあ。

這いつくばっているモララーくんに、俺はしゃがみ込んで言った。

 

('A`)「そこにあるハインリッヒは、俺が昨日作ったフェイクハインだよ

    俺の創ったハインは優秀だろう?人間みたいなロボットを作れるんだから、結構楽だったよ」

 

 

(;・)「博士……あなたは…………!」

 

('A`)「こんなときのために、ブームにはハインとの記憶共有システムを入れておいたんだよ」

 

 

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:26:24.99 ID:ac43HGjyO

 

>>192

分かれよ

 

 

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:28:09.31 ID:IcuhMTk40

 

ロボがロボを作るってなんかシュール

 

 

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:28:49.96 ID:bG3hOZETO

 

>>194

ごめんわざと

 

 

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:29:22.12 ID:A5qLDkT2O

 

支援

 

そして>>188

ガッ

 

 

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:29:48.06 ID:E3KUHwCH0

 

>>195

王様はロバってマンガにあったな

世界一頭が良いロボを作ってギネスに乗った博士が

ロボが作ったロボに記録抜かれる話

 

 

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:30:29.07 ID:pktO2CcI0

 

 ♪ ∧__,.

    r( ω )ノ _

   └‐、   レ´`ヽ  ムビョバディ

      ヽ   _´` 

      ( .(´  ♪

       `ー

 ♪  ∩ __,

    ._ ヽ( ω 7

   /`ヽJ   ,‐┘  ムームービョバディ♪

    ´`ヽ、_  ノ    

       `),..) ♪

 

 

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:33:35.41 ID:YQ0PUUsoO

 

(;・)「記憶……共有……?」

 

从「自分で作った子供は皆愛しいんだぜ、だから一心同体、繋がる体!心!

     な、博士っ!」

 

('A`)「お前の言い方じゃよくわからないよ」

 

゚3从「ドクオのくせに生意気だぞー!」

 

('A`)「はいはい」

 

口を尖らせてくるハインリッヒに相槌を打ちながら、俺はこっそり作っておいた小型拳銃を

モララーくんの額に当てた。

 

('A`)「つまりね、モララーくん。俺は最初から君の言いなりになる気はなかったんだよ」

 

(;・)「博士っ……

 

('A`)「君のことだ、どうせ俺の知らないところでハインをスクラップにする気だったんだろう?

    記憶を消して、後でこっそり壊す気だったんだ。昔からそういう奴だったもんな、君」

 

ロボットを見下している奴だった。人間が何よりも偉いと思っている奴だった。

だから、ハインを見逃すはずがないんだ

 

(;・)「誤解です、博士、僕は博士と一緒に研究できればと……!」

 

 

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:33:56.77 ID:A5qLDkT2O

 

しーえーん!

 

 

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:34:00.46 ID:JQMAkbqS0

 

うおお支援

 

 

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:35:21.81 ID:E3KUHwCH0

 

死塩

 

 

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:35:40.37 ID:V3zetuxhO

 

ブートキャンプにのめり込んでいたブーム君がこの話のキーマンになるとはwwwwwwwwww

 

 

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:35:46.83 ID:wkC6ySML0

 

支援支援

 

 

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:37:59.81 ID:0gJr8ShgO

 

支援しえん

 

 

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:38:56.47 ID:kJaGuxX6O

 

支援

 

 

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:39:56.16 ID:A5qLDkT2O

 

支援しえん

 

 

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:41:05.92 ID:pWS/NF+CO

 

面白いな支援

 

 

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:43:54.23 ID:H4jHLcUEO

 

('A`)と从 ゚∀从の組み合わせっていいよね

 

 

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:44:12.34 ID:nh/mH+CiO

 

支援支援

 

 

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:45:42.81 ID:i4noYPAkO

 

追い付いただと…?

支援っ

 

 

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:47:02.55 ID:YQ0PUUsoO

 

('A`)「俺を、研究施設から追い出すよう仕向けたのは君だね」

 

( ・)…………

 

('A`)「結果としては感謝してるよ、元からあそこに留まる気はなかったし」

 

(  )…………

 

ごり、と額に当てた拳銃に力を込めた。

すると

諦めたように、モララーくん、いや、モララーが深いため息をついた。

それは今までの笑顔の仮面を金繰り捨てたような、陰惨な笑みだった。

 

( ・)「言っておきますけどね、尊敬してたのは本当なんですよ、俺、あんたのこと尊敬してました

     技術面においては、マジ神だって思ってましたよ

     俺ができないことを簡単にやっちゃうんだもん、あんた」

 

('A`)…………

 

( ・)「ただ、精神面の方は尊敬できないね、何自分で作った作品逃がしてんの?

     バカなの?死ぬの?正直、殺してやりたいですよ、あんないいもん作れるのに

     ドブに捨てるような行動したアンタを」

 

('A`)「バカは君、結局こんな目にあってんだから」

 

 

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:47:34.04 ID:A5qLDkT2O

 

クライマックス近くぞ!

 

支援だ!

 

 

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:47:48.13 ID:wkC6ySML0

 

支援

 

 

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:50:53.83 ID:ac43HGjyO

 

あーでも技術屋としてはジョルのが共感すりなぁ

 

 

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:51:08.04 ID:77I35FUqO

 

ブームくんワロタ

最近ハインが好きで仕方ないんだぜ…ハァハァ

 

 

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:51:56.44 ID:ac43HGjyO

 

モララーだった

 

 

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:53:37.43 ID:H4jHLcUEO

 

クライマックス支援

 

 

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:55:15.68 ID:E3KUHwCH0

 

しえん

 

 

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:55:23.80 ID:jx2KYtl60

 

追い付いた 

何だこの超展開おもしれぇwww

 

 

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:56:30.60 ID:+o0gV/w30

 

どっちもどっちか、てか正解なんかないんだろうな……

 

 

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:56:44.25 ID:YQ0PUUsoO

 

( ・)「ハハハ、まったくその通り!本当、ロボットってのは怖いですねぇ!!」

 

モララーは笑う。

壊れたみたいにケラケラと笑っていた。

ソレを見て気味悪がるハインと、相変わらず無表情のクー

一体誰が一番人間らしいんだか。

 

('A`)「モララー、俺たちを見逃してくれるか?」

 

( ・)「それはこっちのセリフですよね、ははっ銃口痛っ」

 

('A`)「二度と俺たちを探すな、構うな、関わるな、守れないならここで撃つ」

 

( ・)…………そんなにそのアンドロイドと一緒にいたいですか?

     それ、人間じゃないんですよ?」

 

('A`)「アンドロイドじゃない、ハインリッヒだ、俺の最初で最後の、最愛の娘の名前だよ

    覚えておけ」

 

( ・)「ははっ、あんたは本当大馬鹿者ですね!!」

 

モララーはひとしきり笑った後、クーを呼んだ。

そのクーを前に行かせない様、ハインリッヒが立ちふさがる。

 

 

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:56:45.41 ID:ZlDOf5r3O

 

予想外すぎwすげー面白い

 

 

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:57:20.82 ID:A5qLDkT2O

 

支援!

 

モララーやはりこういった役似合うな

 

 

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:58:25.97 ID:i4noYPAkO

 

ドクオイケメンすぎ///

支援

 

 

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 22:58:59.21 ID:V3zetuxhO

 

この話の主人公はブーム君

 

 

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:02:49.45 ID:YQ0PUUsoO

 

 

从「おっと、これ以上は行かせないぜ、ブームくんのバトルモードはぜーんぶ

     このハイン様が受け継いでるんだからな、天才発明家なめんなよー!」

 

-)…………っ」

 

( ・)「はは、心配しなくても何もしやしないですよ、せっかく作ったこの研究施設もぶっ壊されそうですし

     そんな危険を冒してまで、一緒にやろうとは思ってませんからね」

 

自嘲するような顔で、モララーは言った。

どこまでが嘘で、どこまでが本当かは解らないが、俺が考えあぐねていると

モララーはクーに装着している武器を下ろすよう命じた。

 

-)「ですが、ご主人様」

 

( ・)「いいから、下ろせ」

 

-)……かしこまりました」

 

そういうと、クーはどこに仕込んでいたのか、バズーカー、マグナム、小型爆弾、ナイフ

拳銃、エトセトラ、様々な武器を床に置いた。

おいおい、仕込みすぎだろ、武器。

お前は何者だ、モララーも何考えてるんだよ

 

('A`)…………

 

( ・)「これで、信じてもらえました?敵意はないってwww」

 

 

 

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:04:28.17 ID:A5qLDkT2O

 

クー武器仕込みすぎwww

 

 

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:06:03.99 ID:wkC6ySML0

 

支援

 

 

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:08:16.50 ID:YQ0PUUsoO

 

( ・)「拳銃、下ろしてもらってもいいです?」

 

('A`)……ハイン、縄」

 

从「妙に強度の強いチェーンしかねーよ」

 

('A`)「それでいいわ」

 

( ・)「信用ないですねー」

 

笑うモララーをハインに縛ってもらった。これで妙な動きは出来ないはずだ。

ついでに、クーの行動回路をOFFにさせてもらった。

 

( ・)「あーあ、でも、残念だなあー」

 

( ・)「あんたと一緒に開発したかったのは、本当だったんですけどね」

 

('A`)「考え方の違いって奴だよ、君は間違いなく優秀だと思う」

 

( ・)「何言ってるんですか、博士」

 

('A`)「ん」

 

( ・)「知ってますよ、そんなの、だから俺は天才に憧れたんです」

 

自嘲気味に、彼は笑った。

 

 

 

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:10:27.09 ID:A5qLDkT2O

 

支援だ!

 

 

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:11:33.48 ID:pWS/NF+CO

 

支援

http://imepita.jp/20090603/833880

 

 

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:11:37.51 ID:R4tSCu0gO

 

支援

 

 

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:12:08.74 ID:dfg81MBpO

 

モララー……

 

 

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:12:17.86 ID:nh/mH+CiO

 

なんか切ないな

 

支援

 

 

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:13:03.18 ID:YQ0PUUsoO

 

('A`)……じゃあな」

 

( ・)「ええ、お元気で」

 

('A`)「C−OL02号、大切にしろよ。今まで、お前を守ってくれただろ」

 

( ・)「はは、どうかな、最終的には僕を守れなかったんで、スクラップかも」

 

- )

 

('A`)……好きにしろ、じゃあな」

 

 

そうして、俺はハインと共に研究施設を後にした。

容姿だけはハインリッヒのブームと、ハインを横に連れ添っていると、ぱっと見はハーレムみたいだ

いや、年齢的にそれはないか

 

从「私と一緒にいれて、嬉しいか?ん?」

 

('A`)「ていうか幼女に言われても……

 

从「ドクオのくせに生意気だぞー」

 

 

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:16:18.90 ID:jx2KYtl60

 

>>237

乙 面白かった!

 

 

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:16:57.67 ID:KpcXRTvOO

 

失恋した俺には集中して読めた

感動したよありがとう

支援

 

 

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:18:59.57 ID:A5qLDkT2O

 

しえん支援!

 

 

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:21:26.24 ID:H4jHLcUEO

 

しえん

 

 

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:21:46.39 ID:YQ0PUUsoO

 

o从「なまいき です」

 

从「うわっ、怖っ!」

 

その時、俺の手元に居たブームくんハインが笑った。

ハインが驚いたように俺を見てきた。

 

从「……記憶回路、切ったんじゃないのか?」

 

o从「うふふ うふふ」

 

('A`)「バックアップはしておくもんだろ、まぁ、万が一のために、な」

 

備えあれば憂いなしという奴だ。

最悪ハインの体自体が壊されてしまう可能性もあったわけだし。

俺はニヒルに笑って見せたが、ハインは他所を見ていて俺のカッコイイ笑顔を見てはいなかった。

なんか超虚しい。

 

ふいに、強い風が吹いた。

 

ハインの白衣がばたばたとはためく。

そこで初めて気がついたように、ハインが着ていた白衣を脱いで、俺に差し出した

 

从「これ、返すわ、元々ドクオのだろ」

 

('A`)「いいよ、お前のが似合ってるし、それにあげたやつだからな」

 

逃がす時、何も渡す物がなかった俺は、ハインに自らの白衣を着せた。

それが俺よりも似合っていたのは、正直皮肉としか思えなかったが。

 

 

 

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:22:59.31 ID:wkC6ySML0

 

支援

 

 

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:23:47.61 ID:A5qLDkT2O

 

ブームくんハインwwww

支援だ!

 

 

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:23:51.20 ID:H4jHLcUEO

 

゚∀从=白衣 って感じだもんなあ

 

 

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:26:03.05 ID:YQ0PUUsoO

 

*从「……へへっ……ありがと」

 

('A`)「ああ」

 

白衣に再び袖を通すと、ハインが俺の手を握ってきた。

温度調節機能は最低限のものしかつけてなかったが、何故か酷く暖かく感じる。

 

从「これからどこ行くんだ?」

 

('A`)「まずは、ブームくんの修理だな」

 

o从「にょたい おいしい です」

 

从「…………えー」

 

('A`)「お前の身代わりになったんだから、礼くらい言っとけ。それに言っただろ」

 

 

 

('A`)「最初に戻るだけだっ、て」

 

 

そうとも、もう一度最初に戻ろう。

俺がいて、ハインが居て、ブームくんが居たあの空間に。

あとでゆうたろうももう一度作り直すんだ、正直あのミキサーだけはないと思ってたけど

居なくなって見ると結構寂しいもんだ。

 

 

 

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:28:14.76 ID:nh/mH+CiO

 

支援

 

 

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03() 23:28:15.50 ID:7LUKJDY3O

 

すぃえーんっ♪

 

 

249 名前:以下、名無しにかわりまして