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あな素晴らしや、生きた本 のようです (番外編・あな欝陶しや、茂等モララー) 929 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:51:21 ID:ZkFfvWJMO 六話後編が思いのほか長くなり、未だ書き上がっておらず さらに言うと、このスレの残りレス数に間に合わない長さになってました というわけで、とりあえず番外編的なアレやソレやで埋めていきたいと思います 六話後編は書き上がったときに新しくスレを立てて投下することにします ひとまず今回は短い番外編を二つほど投下しマッケローニ 930 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:52:20 ID:ZkFfvWJMO (*・∀・)「それでねニュッ君、そこで主人公が女の子に櫛をあげてるでしょ? ここ結構迷ったところでさあ、敢えて何もしない方がいいかなーとも 思ったんだけどね、やっぱり分かりやすいアイテムが必要かなって考え直したんだ」 ( ^ν^) (*・∀・)「それとそれと、こっちのペラペラ」 ( ^ν^) (*・∀・)「ペラペラペラペラ」 ( ^ν^) (*・∀・)「ペラペラペラペラペラペラ」 ( ^ν^) 931 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:53:08 ID:ZkFfvWJMO (*・∀・)「どう!? ニュッ君!」 ( ^ν^) (*・∀・) ( ^ν^) ( ・∀・) ( ^ν^) ( ;∀;) (;^ω^)「ニュッ君、せめて一言だけでも反応してやって」 ( ^ν^)「うざい」 ( ;∀;)「ニュッ君の馬鹿ぁああああ!!」ダッ ***** 932 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:53:54 ID:ZkFfvWJMO ハハ ロ -ロ)ハ「ニュッ君ー。新作読んでくれマシター?」 ( ^ν^)「ん」 ハハ ロ -ロ)ハ「あのネ、あのネ、最後のトコ、結構悩んだノ。 主人公を生かすカ殺すカ、どうしようッテ。 ドッチにしても、それぞれ違う余韻が残るデショ?」 ( ^ν^)「ああ、どっちでも悪くない終わり方だと思う」 ハハ ロ -ロ)ハ「デショ! だからネ、ぼかしてみたノ。ドッチにも取れるように。 どうデシタ? やっぱり、はっきり書いた方が良かったデスカ?」 ( ^ν^)「あれでいいんじゃねえの。面白かった」 ハハ*ロ -ロ)ハ「面白カッタ? ヤッタ!」 ( ・∀・) ( ・∀・)「ニュッ君、ハローのこと好きなのかなあ」 ξ゚听)ξ「ハローが特別なんじゃなくて、単にモララーがうざっtむぐっ」 (;^ω^)「ツンちゃんお口チャック!!」 番外編 あな欝陶しや、茂等モララー 933 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:54:54 ID:ZkFfvWJMO ( ・∀・)「……いや、大体予想ついてたよ」 ( ・∀・)「ニュッ君に嫌われてるって」 ( ^ω^)(嫌われてるというより、うざがられてるだけでは) ( ・∀・)「何か俺にだけ殊更冷たく振る舞うんだもん。 一週間ぶっ通しで口聞かなかったことすらあったもん。 口聞かなかったっていうかニュッ君が返事してくれなかったっていうか」 ( ^ω^)「まあ、クックルだって執筆が仕上げの段階に入ったら 全然喋らなくなるし……」 ( ;∀;)「クックルの場合はあいつが部屋から出てこなくなるからでしょ! 俺は自分からニュッ君に話しかけてんだよ! 話しかけてんのに何も答えてもらえないんだよ! 無視されるんだよ!!」 ξ゚听)ξ「どうしても気持ち悪さが滲み出るからじゃないかしら」 ( ;∀;)「気持ち悪くないもん!!」 ( ^ω^)(気持ち悪い……) 934 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:56:00 ID:ZkFfvWJMO ( ;∀;)「うっ、ううううう……」 ( ^ω^)「泣くなお泣くなお。 ほら、たまたまニュッ君が本とかに集中しすぎてて、 モララーの声が聞こえなかったー、なんて感じかもしれんお」 ( ;∀;)「……ニュッくーん!」 ( ^ν^) ( ;∀;)「ニュッ君ってばー!」 ( ^ν^) ξ゚听)ξ「ニュッ君」 (^ν^ )「何だよ」 ( ;∀;)「ほーら見ろ! ほーら見ろ! うわあああああん、そんなに俺が嫌いなら出ていってやるよ畜生ー!!」 935 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:56:48 ID:ZkFfvWJMO ( ^ω)ξ ゚) ≡≡≡≡( ;∀;)ウワアアアン!! ξ゚听)ξ「急に走り出したわ」 ( ^ω^)「夕飯までには帰ってこいおー」 ≡≡≡(;∀; )「かーえーりーまーせーんー! 家出だよ! 引き止めるなよ!?」 ξ゚听)ξ ( ^ω^) ( ^ν^) ≡≡≡≡≡( ;∀;)「本当に引き止めない! あああああああん!!」 ***** 936 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
21:58:17 ID:ZkFfvWJMO 〜スーパー前〜 ζ(゚ー゚*ζ(特売日って素晴らしいね) ζ(゚ー゚*ζ ζ(゚ー゚*ζ「女の子の人だかりが……うわあ、凄まじい黄色い声」 ζ(゚ー゚*ζ「……何だろう」 (*;∀;)「あっちょっやめて、くすぐったいです、くすぐった、いやん! さ、撮影? 何の話? いや着物は普段着で……。 うわあああん、やわらかい! いい匂いがする! 頭がフットーしそうだよう!」 ζ(゚ー゚*ζ ζ(゚ー゚*ζ(見なかったことにしよう) (*;∀;)「あっ、デレちゃん! 助けてぇええ!!」 ζ(゚ー゚;ζ「こっ……こっち来んな!!」 ***** 937 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火) 21:59:10
ID:ZkFfvWJMO ζ(゚ー゚;ζ「家出ですか」 ( ;∀;)「だってニュッ君がニュッ君が」 ζ(゚ー゚;ζ「何歳児ですか……。はいティッシュ。鼻水出てますよ」 ( ;∀;) チーン グシグシ ζ(゚ー゚;ζ「涙も拭いて。……ああ、もう、動かないでくださいねー」 アリガトウ ( ;∀□⊂ζ(゚ー゚;ζ イエイエ ( ・∀・)+ キリッ ζ(゚ー゚*ζ「よし、綺麗になりました。あのねモララーさん、 素直にニュッさんに『無視しないで』って言えばいいと思いますよ」 ( ・∀・)「えー」 ζ(゚ー゚*ζ「では、さようなら」 938 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:00:07 ID:ZkFfvWJMO ζ(゚ー゚*ζ ,,, (・∀・ ) ζ(゚ー゚*ζ ,,, (・∀・ ),,, ζ*゚ー゚)ζ (・∀・ ) ζ(゚ー゚*ζ「何ですか?」 ( ・∀・)「帰りたくないから、デレちゃんについていこうかなって」 ζ(゚ー゚;ζ「ついてこられても……。ショボンさんのところに行ってみたらどうです?」 ( ・∀・)「やだよ……いじめられるもん……」 ζ(゚ー゚;ζ「おうち帰ればいいじゃないですか」 (・∀・ )「今日一日は帰らない。みんなで心配すりゃいいんだ。ふん」 ツーン ζ(゚ー゚*ζ(……心配するのかなあ……) 939 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火) 22:01:13 ID:5SJRZMIcO タイトルひでえと思ったけど本気でうざいなwwww 940 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:01:35 ID:ZkFfvWJMO 〜その頃のVIP図書館〜 ( ^ω^)「あ、このクッキー美味しいお」 ξ゚听)ξ「うん。あんまり甘くなくていいわね」 ハハ ロ -ロ)ハ「ニュッ君は食べナイノ?」 ξ゚听)ξ「本読むのに夢中だから」 ハハ ロ -ロ)ハ「美味しいデスヨ、アーン」 ( ^ν^)「……」 ハハ ロ -ロ)ハ「アーン」 ( ^ν^) サクサク ( ^ω^)「あっ急に僕の両手が使えなくなった!! ツン! 僕にクッキーを食べさせてくれお! さあ!!」 ξ゚听)ξ「分かったわ、口開けて」 (;^ω^)「ツンさん、その鷲掴みにした大量のクッキーをどうするつもりであばばばば」 ( ^ν^) モシャモシャ ( ^ν^)(……何か忘れてるような……) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 941 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:02:51 ID:ZkFfvWJMO ζ(゚ー゚*ζ「で、私についてきてどうするつもりなんですか?」 ( ・∀・)「あわよくば泊めてもらえないかなあって思ってる」 ζ(゚ー゚;ζ「泊めませんよ! 一人暮らしの家に殿方泊めるほど馬鹿じゃありません!」 (;・∀・)「えー! 俺の本に巻き込まれた主人公は泊めてたじゃん!」 ζ(゚ー゚;ζ「あのときはお父さんもお母さんもいたから……」 (;・∀・)「だってさ、だってさ、演じ終わった後にすぐホテル予約出来てたからともかく、 もしもあの人がずっとホテル見付けられなかったら、 結局翌日からはデレちゃんとあの人の2人きりになってたんじゃないの!?」 ζ(゚ー゚;ζ「そ、それはそうですけど……ミルナさんは真面目だし優しかったから、 別に危なくないかと……」 (;・∀・)「俺だって真面目だよ! 優しいよ! 何にもしないよ!」 ζ(゚ー゚;ζ「真面……目……?」 (;・∀・)「えっ嘘! 不真面目に見えるの!?」 ζ(゚ー゚;ζ「真面目というか……マトモには見えないような」 (;・∀・)「デレちゃんに言われたくない!」 ζ(゚ー゚;ζ「あー! 言いましたね! 絶対泊めません!!」 (;・∀・)「あっ違う違う、ごめんなさい!」 ***** 942 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:04:35 ID:ZkFfvWJMO 〜長岡家〜 ζ(゚ー゚*ζ ζ(゚ー゚*ζ「結局連れてきてしまった」 (*;∀;)「ありがとう、デレちゃん優しい……」 ζ(゚ー゚*ζ「いや、だってまさか数メートル離れた瞬間にモララーさんが 見知らぬおば様に連れてかれそうになるとは思わないじゃないですか……」 〜〜数十分前〜〜 ζ;゚ー゚)ζ デレチャァアアン (;∀; )⊂(゜д゜@ アラヤダ アンタ カッコイイジャナイ 〜〜〜〜〜〜〜〜 ( ;∀;)「だから1人で外出するとああなるんだってば……」 ζ(゚ー゚;ζ「ええー世の中のイケメンってみんなそうなんですか? そんなに肉食系女子が猛威を振るってる時代なんですか?」 ( ;∀;)「恐かった……凄い札束を懐に捩じ込まれかけた……」 ζ(゚ー゚;ζ「完全に買われる寸前でしたね……」 943 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:05:46 ID:ZkFfvWJMO ( ;∀;) エグッエグッ ζ(゚ー゚;ζ(……1人にしたら攫われちゃいそうだなあ……) ***** ( ・∀・)「なんだかんだで一泊させてもらえることになったぞ!」 ζ(゚ー゚;ζ「今日だけですからね、今日だけ」 (*・∀・)「ありがとうデレちゃん!」 ( ・∀・)「でもねデレちゃん、あんまり簡単に男を泊めちゃ駄目だよ。 今回は俺だったからいいものの」 ζ(゚ー゚;ζ「そんなん分かってますよ! 余裕出来た途端に説教始めやがって腹立つ!!」 ***** 944 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:06:29 ID:ZkFfvWJMO 〜なんやかんやあって夜〜 (*-∀-) ウトウト 「――……ー……」 「……ラー……」 (*・∀-)「んー……」 (#^ω^)「モララー!」 (;・∀・)「うわあああああ!?」 (#^ω^)「お前はデレちゃんに迷惑かけよってからにもう!!」 (;・∀・)「館長!? な、何で!」 ζ(゚ー゚*ζ「私が呼びました」 (;・∀・)「裏切り者ー!」 945 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:07:36 ID:ZkFfvWJMO ξ゚听)ξ「帰るわよ、モララー」 ( ;∀;)「やだぁあああ! 俺まだニュッ君のこと許してないからね!」 (#^ω^)「ニュッ君も待ってるから早く帰るお!」 ( ;∀;)「え……」 ( ;∀;)「ニュッ君待ってんの? 俺を?」 ξ゚听)ξ「というかそこにいるけれど」 ( ;∀)ξ゚゚)ξσ (^ν^|壁 ( ;∀;)「めっちゃ距離とられてんじゃん! やっぱ駄目だ!!」 壁|^ν^) ( ^ω^)「ほーらニュッ君ー?」 壁|^ν^)「……悪かった」 ( ;∀;) 壁|^ν^) ( ;∀;)「ニュッ君が謝った……言わされてる感満々だったけど……」 946 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:08:32 ID:ZkFfvWJMO ( ^ω^)「ニュッ君はモララーを嫌ってるわけじゃないお。 ただ……何て言うか、うん」 ξ゚听)ξ「欝陶しい」 壁|^ν^)" コクリ ( ;∀;)「うっ、欝陶しい……!?」 ζ(゚ー゚*ζ(自覚皆無なんだ……) ( ^ω^)「モララーがべらべらぴいぴいうるさいからニュッ君が閉口するんだお」 ( ^ω^)「まあニュッ君もニュッ君で露骨に無視するのは良くないけど」 壁|^ν^)「……」 ( ^ω^)「だから、モララーはもうちょっと大人しく。 ニュッ君はもうちょっと……せめて普通に相槌ぐらい打つようにしなさいお」 ξ゚听)ξ「分かった?」 ( ;∀;)「はあい……」 ξ゚听)ξ「ニュッ君」 壁|^ν^)「……おう」 947 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:09:37 ID:ZkFfvWJMO ( ^ω^)「うっし解決。ごめんおデレちゃん、うちの馬鹿が」 ζ(゚ー゚*ζ「いえいえ。仲直り出来たようで何よりです」 ( ^ω^)「帰るおー。……ところでモララー、その格好何だお」 ( う∀;)「デレちゃんのお父さんの服……パジャマ代わりにって」 ( ^ν^)「丈足りてねえじゃねえか」 ( ^ω^)「はいはいモデル体型ワロスワロス」 ξ゚听)ξ「洗って返すわね。そういえばモララーの着物は? 持って帰るわ」 ζ(゚ー゚*ζ「あ、ここ」 ξ゚听)ξ「ん。じゃあ、おやすみなさい」 ( ^ω^)「おやすみおー」 ( ・∀・)「おやすみ……ありがとうデレちゃん」 ζ(゚ー゚*ζ「おやすみなさーい」 ***** 948 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:10:11 ID:ZkFfvWJMO ( ^ω^)「ったく……デレちゃんが連絡くれなかったら、本気で一泊してたのかお」 ( ・∀・)「ごめんなさい……」 ξ゚听)ξ「子供みたいなこと、しないでね」 ( ・∀・)「はい……」 ( ^ω^)「ニュッ君もしっかりモララーの相手してあげるんだおー」 ( ^ν^)「んー」 ( ・∀・)「……俺の話、ちゃんと聞いてくれる?」 ( ^ν^)「それなりに」 (*・∀・)「おお……!」 (*・∀・)「『うざい』とか言わない!?」 ( ^ν^)「控える」 (*・∀・)「おおおお……!」 949 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/24(火)
22:11:44 ID:ZkFfvWJMO (*・∀・)「そっか! やった! あのね、デレちゃんは俺の話無視しないの! やっぱり返事してもらえるのって、すごくいいよね! キャッチボール!」 (*・∀・)「あ、デレちゃんといえばね、デレちゃんの家で過ごすの面白かったよ! 漫画読んだり学校での出来事聞いたり……。 デレちゃんの着替えに鉢合わせるっていうハプニングもあったけどさ」 (*・∀・)「お風呂も気持ち良かった! 他人のお風呂場って何か新鮮でいいね! あとあと、デレちゃんの作ったご飯美味しかったなあ。親子丼。 ご飯の後はゲームとかトランプとかして遊んだよ! もうね、2人して笑いまくったね」 (*・∀・)「すっごく楽しかった! デレちゃん大好き!!」 ( ^ν^) ( ^ν^)「誰にも迷惑かからない場所で内臓ぶちまけて死ね」 ( ;∀;)「館長何か悪化したんだけどぉおおおお!?」 ( ^ω^)「いや今のは100パーセントお前が悪い」 番外編 終わり |
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